ソラマメを収穫する時期になったことから収穫しました。今年はアブラムシが来ないと喜んでいたら、かなり遅くなってこの時期に例年通りという形でアブラムシが付いていました。ソラマメのアブラムシだけはどうにもなりません。致し方なく殺虫剤をまきましたが、アブラムシというのは雨上がりの日に多く出てくるような感じで、雨のたびに殺虫剤をまくというのも気が進まない話です。今年は仕方なくソラマメの先端を切断して捨てることにしました。アブラムシというのはソラマメの茎の先端の柔らかい部分につくもので、それが段々と増えると茎いっぱいという感じになってしまいます。
ソラマメの実は茎の下の方からせいぜい中間辺りまでに付くもので、それ以上はほとんど豆が大きくならず、食用にはなりません。このため、ある程度茎が大きくなったら先端を切ってアブラムシ対策とするようですが、せっかく伸びている茎を切るのも嫌なので、去年までは茎を切りませんでしたが、今年は茎が多いこともあって、切ってみました。今年のソラマメは例年以上の出来で、もしかしたら例年の2倍程度はありそうです。特に何かを工夫したということはなく、例年通りの栽培方法でしたが、何故か茎の数が例年の1.5倍ほどもあるような感じで、その分、実も多いようです。最も、畑の北側は冬も日当たりが良いことから、茎の真ん中付近までかなり大きな実を付けており、収穫量が多くなっているようです。
しかし、畑の南側は冬は隣家の影となっていることからイマイチという感じで、例年並みでした。3月頃のソラマメは、畝の北側半分と南側では茎の高さがかなり違っていたものの、現在はほとんど同じ程度まで育っていますが、やはり花の付き具合は違っていたようです。また、ソラマメの茎は弱く、風で倒れるし、収穫時に少し曲げると折れるということで、それなりに注意が必要です。今年は育ちが良かったことから茎も多く、その分、収穫作業が大変でした。1mほどまで育ったソラマメが密集している状態から、茎の下の方についている実を収穫したものですが、手作業のため、例年の2倍程度も手間がかかった感じです。ソラマメの収穫は手作業でやる必要があるようだし、アブラムシなどの対策を考えると、ソラマメが栽培されなくなるのも分かるような気がします。
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