畑に直まきした白菜がある程度大きくなったことから間引きし、ついでに土寄せしました。1ヶ所に3個の種をまいたもので、ほとんどの場所で3個とも発芽していましたが、1ヶ所だけ発芽したものの発育が悪い場所があり、仕方がないので間引きした苗を植え替えました。白菜は根が弱く、移植すると根付きが悪いため、上手く移植出来たかどうかは不明ですが、駄目であれば仕方がありません。白菜は本葉になっても葉が柔らかく、すぐに折れるし、根の張りも悪いため、苗を畑に移植するのはかなり難しく、直まきする方が栽培は簡単です。また、早めに種をまくと虫に食われ易く、農薬を使うのであれば別として、無農薬で育てるのはそれなりに難しい野菜です。
このため、我が家の場合虫除け剤を使っています。去年、発芽して本葉になる頃、苗の根元に虫除け剤をまいてみたらかなりの効果があったことから、今年はマルチを被せる前に畝全面に虫除け剤をまいてみましたが、かなり効果があるようで、虫の被害はありません。大事に育てている白菜(?)なので、虫除け剤(植物性)で被害が防げるのであれば使います。ついでにナメクジ除けの物も使ってみましたが、効果があれば大喜びです。去年までは白菜を間引きした後、虫除けのネットを被せていましたが、イマイチ効果が感じられないことから、今年は白菜への虫除けネットは使わないことにしました。虫除け剤だけでどの程度の効果があるのか、確認しているようなものです。
キャベツは8月初旬に種をポットにまき、自家製として苗を育てていますが、去年、畑に移植した苗の育ちが悪かったことや、イマイチ苗の育ちが悪いことから、自分で苗を育てるのは止めようかと考えていましたが、今年は畑に移植した苗の育ちが良く、ちょっと意外な感じです。我が家では有機肥料を使っての野菜栽培なので元肥は鶏糞を使用していますが、今年は化成肥料も併用という形で使ってみました。畑に移植した今年の苗の育ち方を見てみると、化成肥料の効果がかなりあるようなので、化成肥料も併用して使用した方が良いようです。ある意味、有機肥料はゆっくりと長く効くもので、化成肥料は短期で効くものであることから、畑に移植したキャベツに対しては、化成肥料を必要としているのかもしれません。今年は何故か紋白蝶も少ないようで、キャベツにもネットは不要かもしれませんが、一応、ネットを被せて防虫対策としています。
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